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現在はIT企業で働いていますが、私は過去にゲームクリエイターとしてゲームメーカーに勤務していた経験があります。
当時はソニーがゲーム業界に参入してから数年が経過した頃で、ゲーム業界の派遣を掛けてライバル企業としのぎを削っていました。
私が働いていたゲームメーカーはソニーのプレイステーションだけでなくライバル企業のゲーム機にもタイトルを供給していましたが、私は断然プレイステーション派だったのです。

プレイステーションは、プログラミング技術を持つ人であればゲーム制作について詳しくなくてもゲームソフトを作ることが出来るハードウェアでした。
最も基本的なプログラミング言語であるC言語も扱うことができ、これまでゲームを作ったことがない人でもソニーから供給される開発機材を使えば比較的簡単にゲームソフトを完成させられました。
その点について多くのメーカーは喜んでいましたが、私が着目したのは別の機能です。
プレイステーションはライバル機種と比較してムービーが非常に美しく表示できるという大きな特徴があったのです。

当時はインタラクティブという言葉が一人歩きしていて、ムービーも単純な映像ではなくインタラクティブムービーと名付けられるほどでした。
実際はムービーは見ているだけなので双方向性はありませんが、ゲームに上手く取り入れることによって映画的な表現が出来るようになったのです。
私はこの点が気に入り、プレイステーション用のタイトルを開発するチームに積極的に参加していました。

私が開発していたタイトルは、ストーリー部分のシーン一つ一つを切り取って導入部と終幕部をムービーで描写し、その間はプレイヤーに操作してもらい自由に展開させるという手法をとっていました。
どの程度の自由度を与えるかで非常に悩みましたが、改心ので気になったと自負しています。
ゲーム雑誌でも高い評価を受け、十分な売り上げを出すことも出来ました。

そして現在、プレイステーションは4世代目まで進化を遂げています。
グラフィックの美しさも順当に進化し、実写とCGの違いが分からないほどになりました。
そんな状況で、最近のゲームは映画と比較されるほどクオリティが高くなっています。
高く評価されているタイトルは、ムービーとゲームプレイを交互に行うという私が20年ほど前に携わったタイトルと同じ手法が主流になっているのです。
ソニーは当時からこの未来を信じ続けていて、ムービーの美しさを求めていたのだと実感しています。

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